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雇用保険のもう一つの特典は公共職業訓練・教育訓練給付です。
 公共職業訓練
ハローワークで求職の申込みした人を対象に再就職の為、技術や知識を身につけ、資格取得を目指すための講座や学校です。
受講料は無料です。
テキスト代やその他雑費は実費負担です。
この講座のおいしいところはタダで資格取得ができることはもちろんですが、所定給付日数が延長されることです。
たとえば所定給付日数が９０日の人の場合、１年間職業訓練校に通うと給付日数が２５０日以上に延長されます。（学校が休みの日や欠席した日は基本手当がもらえない為）
もう一つは３ヶ月間の待機期間のある人も入学後すぐに給付が受けられるということです。
公共職業訓練は短期間の講座と６ヶ月～２年間通う職業訓練校があります。
おすすめなのはやはり職業訓練校です。
わたしも失業中に職業訓練校に通っていました。詳しくはこちら。
職業訓練校は入学が４月のところがほとんどなので、早めに準備をされることをおすすめします。入学試験のようなものが２月中旬にはあります。その前に願書などをもらったりしなくてはいけません。
入学試験のときに在職中でも退職の予定があれば受験可能ですので３月末で退職して４月から訓練校に行くということもできます。
短期（１ヶ月～６ヶ月）
これは資格を取るというよりはホームページの作成をしたり、ワードで何か文章を作成したりといったものが多いようです。こちらはハローワークが委託している専門学校などやポリテクと言った専用の施設で行われます。
これもハローワークで聞くと詳しく教えてくれます。
教育訓練給付
資格取得や、英会話など教育訓練給付が認められている講座を利用した場合、ハローワークから受講料の一部が支払われると言うものです。
求職中、在職中に関わらず一定の条件をみたしている人は誰でも利用できます。
条件：受講開始日までに雇用保険を過去３年以上支払った者。
離職者の場合、上記の条件＋受講開始日が離職後１年以内の者。
また妊娠、病気などを理由に離職した場合３０日以上受講開始できない日数がある場合、ハローワークで配布する「教育訓練給付適用対象期間延長申請書」に必要事項を明記して提出すれば（郵送可）３年間期間が延長されます。ただし受講開始できなくなるに至った日から１ヶ月以内に手続きする必要がありますので、気を付けて！
支給額：厚生労働大臣が指定した教育訓練を受けて修了した場合、受講料の４０％（雇用保険支払い期間３年以上５年未満の場合２０％）上限２０万（５年未満の場合１０万）がハローワークより支払われます。
ただし８０００円を越えない場合は支給されません。
また受講開始から３年以上雇用保険の被保険者だった場合この制度を再度利用できます。
手続き：受講修了から１ヶ月以内にハローワークで行ってください。
その際に受講費の領収証が要りますので必ず保管しておきましょう。
あくまでも教育訓練給付が可能の講座に限られますので、受講前に必ず確認しましょう。また受講の際、出席率なども給付の条件になりますので事前に聞いておくとよいでしょう。
このような制度を賢く利用してスキルアップを目指しましょう！ |
はじめに